コンクート構造物中の鉄筋探査
コンクリート構造物(橋梁上・下部工,ボックスカルバート)の新設工事において、国土交通省より通知された測定要領※に従い、非破壊試験(配筋状態及びかぶり測定)を行っております。さらに既設の橋梁における耐震補強工事に関わる鉄筋調査の業務も行っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
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電磁波レーダ法による鉄筋探査
電磁波レーダ法とは?
電磁波をアンテナからコンクリート表面に向けて放射すると、その電磁波がコンクリートと電気的性質の異なる物質、例えば、鉄筋、空洞等との境界面で反射され、再びコンクリート表面に出て受信アンテナに受信される。この送信から受信に至るまでの時間から、反射物体までの距離を知ることが出来る。平面的な位置は、距離計を内蔵した装置を移動させることにより、位置情報を得ることが出来る。
ストラクチャスキャン SIR-EZ XT |
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測定方式 |
電磁波レーダ方式 |
測定対象物 | 鉄筋、塩ビ管、電線管、空洞等 |
周波数 | 2,700MHz |
測定深度 ※条件により異なる | 約600mm |
測定レンジ設定 | 10,20,30,40,50,60cm |
比誘電率設定範囲 | 2~20 |
測定距離(一回の走査) | 無制限 |
ストラクチャスキャンSIR-EZ XTカタログ (2866KB) |
電磁誘導法による鉄筋探査
電磁誘導法とは?
電磁誘導法は、試験コイルに交流電流を流すことによってできる磁界内に、試験対象物を配置することによって試験を行う。鉄筋は、軟鋼材であるので電磁誘導試験が可能である。鉄筋位置とかぶりの測定が同時にでき、コンクリート表面の影響を受けない。但し、かぶりが比較的浅い場所で非常に有効な手段である。
▲アイゼンプロスペクター
原理図
データ画像
アイゼンプロスペクター EM-01A |
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測定方式 | 電磁誘導方式 | |
測定対象物 | JIS規格鉄筋 | |
測定深度 | 鉄筋種別 | モード1※ |
D6~D8 | 6~70mm | |
D10~D25 | 10~80mm | |
D29~D51 | 12~90mm | |
測定精度 | ±1mm | ±4mm |
±2mm | 60~69mm | |
±4mm | 70~90mm | |
※ 測定モードを1(精密)に設定時の数値です。 |
鉄則EM-01A カタログ (393KB) |
●測定要領に従い、有資格者により作業を進めていきます。構造物の形状により探査位置、箇所数が異なります。事前に打合せが必要になりますので、お気軽にご相談ください。
●耐震補修工事、落橋防止補強工事に伴う、鉄筋探査も行っております。長い年月を経たコンクリート構造物の鉄筋探査は判断が大変難しくなります。しかし、弊社の探査機器は最新機種を使用していますので、より正確な探査を可能にしています。
●耐震補修工事、落橋防止補強工事に伴う、鉄筋探査も行っております。長い年月を経たコンクリート構造物の鉄筋探査は判断が大変難しくなります。しかし、弊社の探査機器は最新機種を使用していますので、より正確な探査を可能にしています。