道路付属物の腐食損傷診断
鋼製標識柱等の道路付属物保守点検業務において、路面境界部の健全度および腐食状況を、非破壊で一次スクリーニング調査を可能とした超音波式診断装置を用いて点検調査を行います。
非破壊試験による調査のため、従来の開削確認による劣化ダメージを避けることができ、また検査工程の削減にも有効である。さらにこのコロージョンドクターでは診断結果調書のデータベース化が可能となり、共有することでライフサイクルコストの削減を可能とすることができます。
Corrosion Doctor(コロージョンドクター)
【測定・判定及びデータ運用法】
専用SH波探触子を用いて90度角4方向から超音波を入射し、データを取得する。GLから0㎜~40㎜間の反射波と支柱端部面反射波を自動解析し、判定する。診断結果は既定の報告書を作成するとともにデータベース化し、維持管理に役立てる。